塗装の話をしないのは、塗装が上手くいったから。

“屋根塗装のことで妻と娘が、あーだこーだ話している。
2人があーだこーだするのは、屋根塗装に限ったことではない、車を買う時もあーだこーだ話し、決まるまでには随分時間が掛かった。時間を掛けた割に、購入してからは全く車の話をしない妻と娘。
私の家はコンクリート造りで屋上(屋根)は平ら、平らの屋根だと人は上ることができ、夏だと花火を見るのに最適だった。
最適だったと過去形なのは、家の周囲に大きな建物が出来てしまったため、見晴らしは悪くなり、花火は音を聞くだけで見られなくなってしまった。
見晴らしが悪くなったからか、それとも、屋上に上がるのが恥ずかしいのか、年頃の娘はここ何年も屋上に上がっていない。
家は建ってから長い年数が経っているため、屋根は所々ヒビ割れを起こしており、何もしないで放っておけば雨漏りを起こす。
妻は平の屋根にソーラーパネルを設置したいと言い、娘はコンクリートの屋上だと夏が暑いから、屋上を屋根板で覆いたいと言い出した。
電気代を考えれば妻の意見、経年劣化を防ぐには娘の意見を聞き入れるのが良いのだが、家の屋上を平らにしたのは家族団らんのため。
娘が結婚をして私に孫が出来れば、狭い庭より広い屋上のほうが孫は遊べる。
孫のことを考えると妻の意見も娘の意見も却下、屋上の形態は変えず、塗装をしてもらうことにした。
塗装業者を決める時でも妻と娘はあーだこーだ、業者が決まり塗料を決める時でも再びあーだこーだ。
散々あーだこーだ話しても、実際に塗装をしてもらうと、車の時と同じで全く塗装の話をしない妻と娘。
全く話をしないのは、塗装に問題が無かったから、もし、塗装に問題があれば、妻と娘はあーだこーだと文句を言うだろう。”

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